うめ薬局情報発信

うめ薬局情報発信

うめ薬局が提供するお薬に関する情報をお届けします!

うめ薬局の取り組み

お薬・健康情報

お問い合わせ

各種ご質問に関する
お問い合わせはこちら
お問い合わせはコチラ

うめ薬局情報発信

吉田部長の部屋

第11回目 「何かに取り組む」

12.12.13

「いつも、終わりから、考える。」
それは、僕の癖である。遡ること学生時代のことを話してみたい。
 
小学校時代からの友人がある日、8mmの映画を作ったと聞き、早速、それを見せて貰った。自分の実家の工場(こうば)を舞台にした一労働者の話であった。もちろん、予算とマンパワーの都合上、彼が脚本を書き、主役は彼だ。画像は荒かったが、確かに映画になっており、すごい!と唸ってしまった。
何かを表現したいと思っていた当時の僕は、早速、自分でも映画を撮ってみたくなった。友人からカメラと編集機を借りる段取りはついた。しかし、脚本を考えるのは思っていた以上に難しく、いつも聞いていたオフコースというグループの音楽からイメージできる映像しか思いつくことができなかった。結局数本ほど映画を作ったが、どれも最後のエンディング音楽からイメージを膨らましていく手法が僕のパターンとなっていた。
すべてはエンディングから溯る。例えば、この場面を撮るにあたって、ラグビーボールとラガーシャツが必要だとか、恋人同士が公園で食べるための彼女が作った風のお弁当を用意しないといけないとか・・・。その癖が、物事を考えるとき、今もずっと続いているのである。
 
とりあえず始めてみて、やっていくうちにこうなりましたという手法はどうも気持ち悪い。僕の中には物事を進めていく上で、確固たる最終のイメージがある。それを遡っていき、その途中で何が必要なのか、言い換えれば、途中の必要なものがそろっていれば、エンディング(完成)にたどり着くことができるという確信を基にようやくスタートするのである。
しかしながら、仕事で周りのスタッフにはとりあえずやってみてと言うことがとても多いが、あえて、言い訳をするならばキイになるポイントがあってその途中に“作り手としての集団”同士が、試行錯誤することは、完成形がより厚みのものができるエッセンスになると思っている。
 
では、今回のテーマ「何かに取り組む」に話を進めよう。今もまだ?僕は薬剤師として仕事を行っている。もう、来年で40歳の大台に乗ってしまうが、薬剤師としての賞味期限はあと何年続くのだろうか?うめ薬局本店が開局した当時から、僕の中では、すでにエンディングを考えていた。薬剤師でいて良かった、ここで働いていて良かったと思ってリタイアできるかを。もちろん、最高の思い出を残して・・・。
 

当時共に職場で働いていた同僚に、今、これを“あえて”しないといけないと、ことあるごとに話していた。同僚は???だったに違いない。ここでは、その“あえて”の内容は書くのを控えるが、今思えば、やっていて良かったと思うことがたくさんある。つまりは、どれだけ多くの思い出を作るかということ。時代がそうなのかもしれないが、年をとるごとにやることの内容が限定されてくる。
 
若いときにやっていれば的な後悔がたくさん出てくる。時間は有限だ。今すぐに何かに取り組むということを、勧めたい。エンディングを意識して。また今回も自戒の念をこめて、終わり。